日本が日本であるためには土台となる建国の理念から生まれる価値観が日本人の心の軸としてしっかりと共有されていないとならないのだろう。
ではこれまで国内での戦が有った時代にはいかにしてそれが保たれていたのであろうか。
その様な疑問から、「武士道」と「代表的日本人」などを読み、武士の時代には「義」「道徳的均衡の維持」という概念によって保たれていたということを確認した。
「神道」を軸に仏教や儒教など外来の思想をうまく取り入れてきたということなのだろう。
自然を敬い、祖先を敬い、人を敬う。という神道という心の軸。
しかし、この時代の現実を生きる上ではどうも見失いがちになる。
このギャップの大きさに一旦、思考停止になってしまったが、変化の時代にこそ紡いでいくべきことなのだろう。