ヘラルボニーさんのアートに見る世界観というのは
「あまねく国内を照らし御光うるはしき神」と日本書記に記されている
太陽の神様天照大神を祀る日本人が根底に持つ意識の表れということなのではないか。
この根底の意識の上に東洋・西洋の様々な思想や現代における様々な価値観が上書きされていて気付きにくいが、この意識は日本人の脳幹に残っていることの表れなのだろう。
そしてそれがヘラルボニーさんのアートでは表現されているということなのだろう。
現代社会は様々な価値観が複雑にからみ合みあい多様化してはいるが、やはりこのヘラルボニーさんのアートには多くの日本人が根底で共感するものがあるのだと思う。そしてここに色々なヒントがあるのだろう。