今の時代を生きる中で身近にある問題意識を掘り下げていこうと、
この新コロナの状況によって空いた時間を使って進めたところ、
古事記を読むところまで来たのだが、
ある先達から『神武天皇「以前」 縄文中期に天皇制の原型が誕生した」
を読むといいよと、ご指南をいただき読んでみた。
いくつか考えさせられるポイントがあったが、
先ず一つは、
「論語」などは考え方の方向性を規定する感じを受け、
どうも少々堅苦しいと、思っていたのだが、
日本人はそういったものが入ってくる以前の古来から、
そういった規定をせずとも
自然の中で自然に生まれた人間の基本の構え(共有の軸を有し)を
持っていたという事。
では、現代社会においてどうするのが良いのか…など、
考えてもまとまらないが、
こういったことをとりあえず頭の隅にしっかり置いておこうと思う。