2014年01月31日

日本の付加価値

稲盛和夫さんの「燃える闘魂」を読んで

量よりも質を追求する京都商法を例に挙げて
これからは日本の風土が生み出した敬虔で高い精神性から生まれる
高い付加価値を新たな競争力の源泉とすべきと記されている。
具体的には、精緻で芸術的な製品ということだが
サービス業においても当てはまるのだろう。

日本人は、自分達の特性をあまり自覚していないところがある。
まずは、その特性を知ることが大事なのだろう。
posted by sato at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月30日

バランス思考

ここのところ、縄文時代から23世紀にかけて3千年もの長期的な時流について深堀していた一方で
ここ1週間・2週間が締めの短期的な御仕事が積み上がってきた。
また、明日は月末経理に決算申告と納税。
足元も見て、しっかりやることはミス無くやらないと。
でも、短期的なことばかり追いかけていると、やがて細る。
このバランスが大事。

posted by sato at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

大和力

次のメガトレンドが東(そして、それは日本)からとなるならば
ここから200年位が、その下地を作る期間となるのだろうか。
ここから、日本が日本の文化を発信し、世界の人々の心を掴む時なのかもしれない。

株式会社風土`(小山政彦会長)の
「今こそ、大和力を世界に活かすとき」という発信と
日本の心が入った日本のブランドを育み、羽ばたかせるという
プロジェクトはここに繋がっているのだと思う。

日本の進むべき道は、ここなのだなと(ここしかないのだなと)確信が持てる。
posted by sato at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月28日

東西文明の大交代期

前職時代の小山社長が立ち上げられた会社のHPに以下のように記されている。

『世界のメガ・トレンドは800年周期で東西が交代となり
2015年から西洋から東洋へシフトする。』

次のメガトレンドが東に移るとなると、
この時代で参考にすべきは、大和朝廷が出来るまでの過程ということになる。

TPPを乗り越え、東のルネッサンスが世界のトレンドになるということか。
前回の東のルネッサンスは、中央アジア・古代インドネシアなどからであったが、
今回は日本からという説は確かに有力なのかもしれない。

神道という心のあり方が、様々な宗教の壁を乗り越えて世界をまとめていくことになるのだろうか。
posted by sato at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

外圧

社会周期を繰り返す中で、権力・富がまとまっていく過程において
必ず「外圧」がある。
外圧に対抗し、自分達を守る中でまとまりが生まれ、それが段々と大きくなっていく。
それは、元(フビライハン)であったり、黒船であったり。
まとまりが大きくなると、それにともなって権力も大きくなる。
そして、権力(既得権)を維持するための施策に矛盾が生じて、それが拡大し
いずれ信任を失っていく。
前回の800年周期(622年〜1467年)では、元からの外圧をきっかけに
時の政府が信頼を失い、各地の一揆に繋がった。

今はTPPという外圧がある。歴史的な周期から考えると
これをすすめていった後に、大きな流れがあるということなのか。
posted by sato at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月27日

社会周期

「武人の時代」⇒「知識人の時代」⇒「富裕者の時代(権力者の時代)」を
800年周期で繰り返すという歴史の法則。

最近の日本(倭の国の時代も含め)では以下のようになると思う。
(限られた文献からのまとめなので、違う部分はあるかもしれない)

武の時代・・・弥生時代前期(集落同士の争い、そして国にまとまっていく)
知の時代・・・弥生時代後期(指導者が現れ支配することによって100余りの国にまとまる)
冨(権)の時代・・・大和朝廷の成立(権力がまとまってくる)

武の時代・・・聖徳太子の死後から約200年(622年〜850年頃)
知の時代・・・藤原氏台頭からの約300年(850年頃〜1160年)
冨(権)の時代・・・平清盛政権誕生から応仁の乱までの約300年(1160年〜1467年)

武の時代・・・戦国時代の約150年(1467年〜1600年頃)
知の時代・・・江戸時代の頃の約250年(1600年頃〜1870年頃)
冨(権)の時代・・・明治維新から(1870年頃〜2250年頃?)

今の時代は、冨(権)の時代の終わり頃ということなのだろう。
グローバル企業への寡占化が熟した後にどうなるのか。
聖徳太子のようなグローバルリーダーが世界をまとめていくのか。
posted by sato at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

資本主義のこれから

稲盛和夫さんの「燃える闘魂」を読んで

今後の日本・日本人が資本主義の中で目指す方向性は、
量から質、付加価値の高いモノ・サービスの創造であり、
その付加価値は「物心一如」に基づき、モノ・サービスに心を込めることに
よって生まれるものであるべきと記されている。

日本のおもてなしという不可視な価値が根底にある製品・接遇が
外国人に支持されている長所を進展させていくべきなのであろう。
目指すは、おもてなし資本主義ということなのだろうか。
posted by sato at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月25日

中庸の徳たるや、それ至れるかな

論語から

強欲資本主義化してきた資本主義が曲がり角(見直しの時期)になってきた。
そろそろ、行き過ぎが是正されるのだろう。

では、どのように変わっていくのか。

仏教の「中道」、ギリシャ哲学の「メソテース」という同じような考え方も含めて深耕していこう。
posted by sato at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月24日

「儲ける」とは

儲は、「信者」の「信」と「者」が合わさって成っている。
儲けることは信者作りだということなのだ。

このブログ説明に、「儲ける仕組み(戦略・戦術)・・・」と書いたが
「早い(顧客密着性)」「上手い(技術力)」「安い(勤勉性)」を高める自分自身との戦いによって
信者を多く作ることを第一の目的意識としてやっていこう。
posted by sato at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月23日

「経営」とは

船井総研時代に「経営」とはお経を営むことだという教えを受けたことが印象に残っている。

経営理念(志)を伝え、共感する信者(儲)を増やすこと。

ここのところ、仏教絡みで考えることが多いが、
仏教とビジネスの関連性・親和性はあるのだな、と。
現代では、お金が絡むようになった違いはあれど、ここにも基本はあるのだな、と思う。
posted by sato at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

積極精神の養成

中村天風さんの教え(心身統一法の流れの一部)

いくら知識を増やし経験を積んでも、心の中の積極性が欠けていたならば
理想どおりに具体化されない。
中村天風さんの教えでは、目的・目標は持たず、
一心に、目の前の事に一生懸命取り組んでいこうというもの。

積極性が保つ実行方法

1)内省検討 2)暗示の分析 3)対人精神態度 4)取越し苦労厳禁 5)正義の実行

・・・
志(公益性がある目標)は作るものではなく生まれるものということなのだろうか。
(ここのところはまたいずれ深堀していこう)
posted by sato at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月21日

船井幸雄会長がご逝去

哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。
在職中、そして退職後とお世話になりました。
退職後に熱海の居酒屋で、船井会長の席を離れる時に
背中に気を入れていただいたのを感じました。
(あの時、背中が熱くなりました。それは初めての感覚でした。)
これからは、お姿をお見かけすることは出来ませんが
私の中では、これまでと同じです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
posted by sato at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

近江商人の商売観

「利益を得られるのは、自分以外の人の利益を考えるからである。(自他利他円満の功徳)」

同業他社とのシェアの奪い合いだけでは自他だけになってしまう。
戦略・戦術は、マーケット自体との戦いという視点も持ち合わせるべきなのだろう。
「早い(顧客密着性)」「上手い(技術力)」「安い(勤勉性)」を高める自分・自身との戦いなのだ。
posted by sato at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月18日

志とは(続)

「欲望」は、私利私欲ではなく自利利他で公益に繋がることであるべきである。
そして、その(自利利他の)欲望が志ということなのだろう、と考えが進んだ。

もし、私利私欲からの目標(志ではない欲望)を追求するとどうなるか。

欲望から煩悶が生まれる。
その煩悶は人生の三大不幸の一つである。
また、仏教的にも「求不得吉」という考えがある。

・・・私利私欲からの目標(志ではない欲望)の追求では
いずれ、喜びを得られなくなる(幸せにはならない)のだろう。
posted by sato at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月17日

論語とソロバン

渋沢栄一さんの教え

論語とソロバンの両方を持たねばならない。
内発的な志が事業性を伴なうか否かは別に考える必要がある。
両方が成り立つことが成功の要件ということだろう。
志とは公益性がある目標ということであり、
それは、マーケットがある(あるいは、マーケットを創造できる)目標と
いうことが出来るのであろう。
posted by sato at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月16日

志とは

心に決めた目的・目標、信念。
「士」が入ることから、公益に繋がることを念頭においた目的・目標、信念となるのだろう。

目的・目標は私利私欲だけにならず、公益もイメージして。
そして、受益者が、どういった気持ち・気分・感情となるのかをイメージしよう。
posted by sato at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

志ある者は事竟に成る

後漢書の(こうえん)伝、十八史略の東漢

やろうという志がしっかりしていさえすれば,たとえ障害があってもなしとげることができるものである。

公益に繋がることは、たとえ障害があっても成し遂げることができるということなのだろう。
posted by sato at 07:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月15日

視覚からイメージを定着させる

熟睡前にイメージして睡眠の中で育んだ夢も
様々なコミュニケーションや刺激を受ける中で、頭から離れてしまう。
渡邉美樹さんの「夢に日付を」は、
視覚的にイメージを定着させ自問自答の中で自分の意識を確固たるものとさせ、
欲望・夢を、計画性がともなった目標に変えることが出来るということなのだろう。
posted by sato at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月13日

その行動はどういう感情をもたらしてくれるのか

ジェームス・スキナーさんの教え

私たちが人生に求めているものは全て感情である。

例えば、何かのスポーツで優勝したいと思うならば、
優勝した時にどのような感情になるのか、
何か欲しいモノがあるならば
それを手に出来た時にどのような感情になるのか。

われわれは、その優勝やモノを欲しているのではなくて
それを手にした時の気持ちを欲しているのである。
posted by sato at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アナザースカイ

アイデアが浮かびやすい場所は?
■男性…1位:トイレ、同率2位:風呂、車や電車の中
■女性…1位:ふとんの中、2位:風呂、3位:歩いているとき
というアンケート結果があった。
移動の時は、視覚・嗅覚・聴覚が刺激され、記憶が呼び戻され潜在意識が揺り動かされるので発想が触発されるのだろう。
気になる場所に行き、そこで刺激を受け
風呂でリラックスした後、
熟睡前の複雑からシンプルな思考状態になった時が
自分を知る一番の時なのだろう。
そこで感じたイメージが純で真な欲望なのだろう。
自分を見失った時には「アナザースカイ」を。
posted by sato at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

願いを叶えるための第一歩

稲盛和夫さんの教え

こうありたいと願ったなら、あとはすさまじいばかりの強さで
その思いを凝縮し、強烈な願望へと高め、成功のイメージが克明に
目の前に「見える」ところまでもっていく。

そして、見えるならば成功することが出来る。

・・・
これをラッポーターブルの時に行う。
継続して行い深めていくことで成功(目標達成)に近づき、
いずれ到達する。
posted by sato at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

潜在能力を解き放つ

ブライアン・トレーシーさんの教え

目標達成(成功)のためのプロセスの中の最初の第一歩は「欲望を持つこと」。
・・・
この欲望は何かをラッポーターブル(人間の眠りにつく前の現象)に
思い浮かべ、思うことが効果的なのだろう。
posted by sato at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月10日

感応性能を強くする3条件

中村天風さんの教え。心身統一法の一部分。

@観念要素の更新
A積極観念の養成
B神経反射の調節
posted by sato at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月08日

心の整理・整頓・清掃・清潔

中村天風さんの教え

眠気が出るというのは、複雑からシンプルな心の状態の変化がともなう。
このラッポーターブル(人間の眠りにつく前の現象)では、
実在意識が念頭に置いたことは直ちに潜在意識に入る。
この時に頭の中で夢・理想を描く。
・・・・・
日々日常、人は理想と現実の間を行ったりきたりする。
現実を肯定するために理想を捨てる生き方もある。
理想を追求し現実を捨てる生き方もある。
経営者というのは多くの期待や責任を背負っているので
この両方を同時に追求しなければならない。
(片方だけでは現実に中長期的に成立しない。)
理想をしっかり持って、その理想を軸としつつ現実に対応すると
いうスタンスが良いのだと思う。
理想をしっかり持つために、心の4Sもしっかりやらねば。
posted by sato at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月07日

湯の盤に銘に曰く、苟に日に新たなり 日日に新たなり 又日に新たなり

(湯王の言葉)

新年もスタートし、多忙や雑多な情報に振り回されがち。
一日のリセットは、風呂に浸かってから寝るまでの間。
posted by sato at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月06日

「知・情・意」と神道精神

「知・情・意」を一体的にとらえた「全一学」こそ
日本人が深めるべきもの。
それは、日本人の根底に神道精神があるからだと記されている。

根底にある神道精神が、島国・鎖国という環境的特異性を通じて
儒教・仏教や西洋文化を消化・融合してきた。
神道については、いずれ深堀りしてみよう。
posted by sato at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北尾吉孝さん・森信三さんの教え

儒教(孔子の教え)・・・情意の世界を踏まえたもの
西欧哲学・・・知を捉えたもの

「知・情・意」を一体的にとらえた「全一学」こそ
日本人が深めるべきもの。

「知・情・意」を一体的にとらえ、その上での自証によって
天から与えられた使命を知り実践していく。

グローバルな活動をする上で、基礎となる考え方が
「全一学」なのだと思う。
posted by sato at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月05日

知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず

「知」は判断力・能力
「仁」は胆力・断行力
「勇」は体力・精力

孔子の修己の徳目を通して考えるとこういうことか。

論語では周囲の人との関わり合いについて
「礼」「忠」「義」という徳目もある。
posted by sato at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

稲盛和夫さんの教え

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

中村天風さんの言われる6つの力を当てはまると
考え方・・・判断力
熱意・・・・・断行力
能力・・・・・体力・胆力・精力・能力
ということになるのだろう。
posted by sato at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月02日

中村天風さんの教え

自分の人生を実りあるものとするためには
以下6つの内容量を拡充しよう。
(生成発展をするための資格を得ることができる)

1)体力 (肉体)
2)胆力 (肉体・精神・情緒)
3)判断力 (知性・精神・情緒)
4)断行力 (肉体・知性・精神)
5)精力 (肉体・精神)
6)能力 (肉体・知性)

心身統一法なので、全てが絡むのだろうが
コヴィーさんの言われる4つも側面を当てはめていくと
()のようになるのだろう。
posted by sato at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍から・雑感など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする